馆阅读LOG・钟表馆篇(整理中)

March 09, 2025 / 古川政良 / 20阅读 / 0评论 / 分类: 馆阅读LOG

所有翻译和解说和吐槽和碎碎念均来自@古川政良

主要是在看岛江

会有很多泄底

翻译原则是尽量按原文文本翻,是什么就是什么,有中文表达起来相对比较别扭的地方我会讲明是怎么回事。


激しい雨を逃れ、ようやく見つけたその建物の中に駆け込むと、江南孝明は上着のポケットから懐中時計を取り出した。二年前に亡くなった祖父の形見の品で、以来、腕時計はやめにしてもっぱらこちらを愛用している。

時刻は午後四時半。

約束の時間をもう三十分も過ぎていた。

余裕を見て家を出たはずだった。ところが、何せまだ慣れない都市のこと、電車の乗り継ぎだの何だのにずいぶん手間取ってしまったうえ、彼が駅に降りるのを見計らったように降りだしたこの雨である。傘を買うのに時間を取られ、教えてもらった駅からの道を辿るのにまたひと苦労し、結局こんなに遅くなってしまった。

しばらくぶりに会うというのにいきなり遅刻とは、どうにも気まずい話だった。

けれどもまあ、この程度のことで気を悪くするような相手ではないはずだから──と、自分を慰める。あの人ならきっと、三十分が二時間であったとしても笑って許してくれるだろう。

たたんだ傘の滴を払いながら、薄暗い建物の内部を見まわした。

東京は世田谷区上野毛の閑静な住宅街に建つ、〈グリーンハイツ〉なるマンションの玄関ロビーである。

右手の壁面に並んだ銀色のメールボックスを、ざっと眺める。これから訪れる相手の名前を急いで探し、部屋番号を確認した。

[409]──四階の九号室。

およそ三年ぶりに会う彼の、懐かしい顔が思い浮かぶ。

瘦けた浅黒い頰に尖った顎。大振りな鷲鼻にやや垂れ気味の落ちくぼんだ目。眉間に皺を寄せて唇をすぼめていると、いかにも陰気で気難しそうな人間に見える。実際にはしかし、彼がすこぶる陽気で話し好きな男であるのを江南は知っていたし、その彼がときおり見せる、無邪気な少年そのままの笑顔が好きだった。

ただ──。

彼との再会を嬉しく思う一方で今、ちょっとしたためらい、もしくは気後れが心の隅にわだかまっている事実も江南自身、否定しきれないのである。

どうしてそんなわだかまりがあるのか、理由はよく分っている。

要は、彼と会うのが怖いのだ。彼という人間そのものを怖がっているのではない。彼との接触によって否応なく呼び起こされてしまう、三年前のあの事件の記憶を恐れているのだ。この三年間、彼と会う機会を積極的に作ろうとはしなかった、そこにもやはり、その恐れの気持ちが一因として働いていたのだろうと思う。

いつまでもそんな過去を引きずっていてはいけない、とも承知している。

大勢の友人を亡くした三年前のあの事件が、江南に与えた精神的打撃は並大抵のものではなかったし、それはその後の彼の生活に決して小さくない変化をもたらしもした。だが、この三年間でどうにかもう吹っ切れたつもりでいる。

起こってしまった過去の出来事はどんなにしても変えようがない。いくら望んでも死んだ者たちは生き返ってはこない。少なくとも、そう、過去から未来へと絶え間なく進みつづける時間そのものを操るすべを持たない限りは。

心の中まで水びたしにしてしまうような、忌々しいこの雨のせいだろうか。不意に暗い斜面を滑りだしそうになった感情に、緩く首を振り動かして歯止めをかけながら江南は、ロビーの奥に見えていたエレベーターへと歩を進めた。

傘に残った滴を振り払い、呼び出しボタンに手を伸ばす。すると、指先がボタンに触れるよりも先に扉が開き、一人の女性が降りてきた。

一路躲避着倾盆大雨,江南孝明终于找到了那栋建筑,疾步跑入其中。他从外套口袋里掏出了一块怀表。这是两年前去世的祖父的遗物,从那以后,他摘下了手表,转而专用这块怀表。

时间显示为下午四点半。

已经比约定的时间晚了三十分钟。

本以为自己提前出门时间绰绰有余,然而,他毕竟还不熟悉这座城市,换乘电车之类就花费了不少时间,再加上他刚下电车,大雨就仿佛算准了时机般下了起来。买伞又耽误了时间,按照别人告诉他的路线走也费了一番工夫,最终结果就是迟到了这么久。

明明是久别重逢,自己却一上来就迟到,实在是有些令他脸红。

不过,哎,对方应该不会因为这种程度的事情而生气的——江南这样安慰自己。如果是那个人,即使三十分钟变成了两个小时,他也一定会笑着原谅我的吧。

他一边甩掉折叠伞上的水滴,一边环顾起这栋光线昏暗的建筑内部。

这里是东京世田谷区上野毛一处安静的住宅区,名为“格林海茨”的公寓的入口大厅。

他快速浏览着右手边墙面上排列的银色信箱,急切搜寻着即将拜访的人的名字,并确认了房间号。

409——四楼九号室。

他的脑海中浮现出那个将近三年不见的人的面容。

瘦削的浅黑色脸颊,尖尖的下巴,高挺的鹰钩鼻,眼角略微下垂,眼睛有些凹陷。当他皱起眉头,抿紧嘴唇时,看起来像是个阴郁而不好相处的人。然而,江南很清楚,实际上他是非常开朗且健谈的男人,而且,江南喜欢他偶尔流露出的那种天真无邪、宛如少年一般的笑容。

只是——

虽然江南的确为这次重逢高兴不已,但此刻,他也无法否认——自己的内心深处依然萦绕着一丝踌躇,或者说胆怯。

这份踌躇的来由,他心知肚明。

说到底,他是害怕见到他的。并不是害怕这个人本身,而是害怕与他接触后,自己会不可避免地会被唤起三年前那起事件的记忆。这三年里,自己没有主动创造与他见面的机会,恐怕也正是因为这份恐惧作祟吧。

江南也明白,不能一直沉湎于过去那件事。

他的许多朋友命丧于三年前的那起事件,这给江南带来的精神打击非比寻常,也导致他之后的生活发生了剧变。不过,这三年里,他终于觉得自己勉强放下了。

已经发生的过去无论如何都无法改变。无论他的愿望多么强烈,死去的人也不会复活了。除非,是的,除非能拥有操控那从过去到未来不断流逝的时间本身的能力。

或许是因为这场令人厌烦的大雨把他内心都浸透了吧,自己的情绪突然就滑向了阴暗的深渊,江南缓缓地摇了摇头,努力拦住自己滑落的情绪,接着举步朝大厅深处的电梯走去。

他甩掉伞上残留的水滴,伸手去按上下按钮。然而,指尖还未触到按钮,电梯门便打开了,一位女性从中走了出来。

唉,好爱………

好爱好爱好爱…………

小南这种很有责任感很顾忌周围人的想法努力不给周围人添麻烦的小孩,在鹿谷老师这里微妙地放松了,会安慰自己“即便三十分钟变成了两个小时,他也一定会笑着原谅我吧。”的地方就非常让人感到可爱……就是无意识地感受到过鹿谷老师的纵容和偏爱,在心里接受了这种偏爱会依赖人了的感觉……哎呦萌得我咬手绢……

还有想见他又怕见到他会勾起自己不好的回忆,可即使一直在逃避过去的阴影也还是想见他,想起对方的时候心里还是很多温柔的感情,还是“その彼がときおり見せる、無邪気な少年そのままの笑顔が好きだった。”(喜欢他偶尔流露出的那种天真无邪、宛如少年一般的笑容。)天啊这话的语气就是很温柔很温柔……

感觉其实也是从这次重逢开始,小南每次要滑入深渊的时候,总会把绿庄的鹿谷家当成一个避风港一个安全屋,他自己也不知道会对这个人有那么多的依赖吧,以至于在这个“场”之内,他是可以不被深渊控制,还能有力量做出抵抗的(唉双子馆更加如此……)


四階九号室の呼び鈴を鳴らすと、ほとんど待たされることなくドアが開かれた。

細身のジーンズに皺だらけの黒いTシャツ、という服装で出てきた彼の顔は、三年前、最後に会ったときとまったく変わるところがないように見えた。

「やあ、江南君」

三年前と同じように、彼は江南の名を「こなん」と発音した。

「よく来てくれたねえ」

「こんにちは。お久しぶりです」

江南はおずおずと頭を下げた。

「すみません。時間、遅れてしまって」

すると相手は「うん?」と小首を傾げ、

「約束は四時だっただろう」

「ええ」

「だったら、別に遅れてなんかいないじゃないか」

「はあ?」

今度は江南が小首を傾げ、ポケットから懐中時計を引っ張り出した。

「あの、もう四時半を過ぎてるんですけど」

「そいつは変だ。うちの時計はまだ四時になってないんだけどなあ」

もしかするとまだ起床して間がないのかもしれない。眠そうに目をこすりながら、彼は部屋の奥を振り返った。

「ほら、あの時計を」

リビングルームの壁に古めかしい八角時計が掛かっているのが見えた。なるほど、その時計の針は四時前を示しているようだが……。

「やっ、何だ。止まってるじゃないか」

江南が指摘する前に彼はそれに気づき、柔らかそうな癖毛を右手の指五本で搔きまわした。

「参ったなあ。いやね、このあいだ古道具屋で見つけて買ってきたものなんだよ、あの時計」

「──はあ」

「昨日の午後にネジを巻いたばかりなんだが。どこか壊れてるのかなあ」

困り果てたように首を捻るその様子が何となくおかしくて、思わず洩れそうになった笑いを嚙み殺す江南のほうに向き直り、

「まあ、そんなことはどうでもいいか」

気を取り直したようにそう云うと、彼──新進推理作家・鹿谷門実こと島田潔は、三年前と変わらない無邪気な笑顔を見せた。

「いやいや、本当によく来てくれた。すっかりぱりっとしちゃったねえ。とにかくまあ、入ってくれよ、江南君」

按下四楼九号室的门铃后,几乎一刻没等,门就开了。

穿着一条修身牛仔裤和一件皱巴巴黑色T恤的男人,有着一张与三年前他们最后一次见面时相比丝毫未变的脸。

“哎呀,小南。”

同三年前一样,他把江南的名字读作“小南”。

“你终于来了,太好啦。”

“您好,好久不见了。”

江南怯生生地低下了头。

“不好意思,我迟到了。”

对方微微歪了歪头,“嗯?”了一声,

“我们约的是四点吧?”

“是的。”

“那你没有迟到呀。”

“啊?”

这次轮到江南歪了歪头,他从口袋里掏出怀表。

“那个,可现在已经四点半了。”

“这就奇怪了。我家的钟还没到四点呢。”

或许是刚起床没多久,他一边揉着惺忪的睡眼,一边回头看向房间里面。

“你看吧,那个钟。”

客厅的墙上挂着一个老旧的八角钟。确实,那个钟的指针似乎正指着四点前,不过……

“哎呀,怎么回事。居然不走了吗。”

在江南指出前,他已经发现了这点。这人用右手的五根手指挠了挠他那柔软的卷发。

“这真是……头疼了呢,这个钟可是我前几天在古董店买的呢。”

“——喔。”

“昨天下午才刚上过发条。难道是哪里坏了吗?”

他一脸困惑地歪着头,模样有些滑稽,江南差点没忍住笑出声来。他转向咬住了嘴唇忍笑的江南,

“算啦,那种事无所谓了。”

他重新打起精神说道。此人——新锐推理作家鹿谷门实,本名岛田洁——向江南露出一个与三年前别无二致的天真笑容。

“哎呀哎呀,你真的来了,真是太好了。你看起来精神多了呢。总之,快进来吧,小南。”

唉……唉!!!

鹿谷老师开门的时候“ほとんど待たされることなく”(几乎一刻都没等立即开了门),说明人家一直在等着小南来……但在小南说对不起我迟到了的时候用钟停了的事情带带就过去了,固然钟是不走了!但我感觉就算天黑了小南才来鹿谷门实也会用“钟还没到四点呢”糊弄过去的

毕竟人家见面第一句话「よく来てくれたねえ」的语气就是,已经做好了小南不来的准备了,你总算来了,你可算是来了,这样的语气!所以肯定是一直等着呢……钟停了只是给小南找的借口,也是不会责怪他的表示

最后那句「いやいや、本当によく来てくれた。」完全就是“你居然真的来了,我好高兴”的意思……很感慨很多的感情……

小南在楼下的时候还差点心绪滑向深渊,但是跟鹿谷老师一见面,鹿谷老师有点可爱的行动小南就忍不住笑意,这种地方也真的很让人心软软……不管来的时候心里有多少的挣扎愧疚纠结恐惧,只要见到这个人,就什么都暂时忘记了,只觉得高兴和可爱,这种安心安定的感觉怎么不是爱的伟大…………

以及

“不好意思,我迟到了。”

对方微微歪了歪头,“嗯?”了一声,

“我们约的是四点吧?”

“是的。”

“那你没有迟到呀。”

“啊?”

这次轮到江南歪了歪头,他从口袋里掏出怀表。

对不起这里太萌了

想起那个,对对方有好感就会不自觉模仿对方的动作!的心理学小知识(?)小南就是会无意识跟着鹿谷老师的动作走……哎呀萌


江南孝明が島田潔と初めて会ったのは、一九八六年の春のことである。三月二十六日、という日付まで、江南はしっかりと記憶している。当時、江南は二十一歳。九州は大分県O市にあるK**大学工学部の三回生であった。

始まりはその日、江南の許に届いた一通の手紙だった。

発送人の氏名は中村青司。

大分の角島という小さな島に「青屋敷」「十角館」と呼ばれる奇妙な建物を建てて半ば隠遁生活を送っていた、知る人ぞ知る建築家の名だったが、当人は半年前、すなわち八五年の九月に非業の死を遂げているはずだった。この〝死者からの手紙〟の謎を探るべく訪ねていった青司の実弟、中村紅次郎の家で江南は、たまたまそこに遊びにきていた島田と出会ったのである。

寺の三男坊で暇を持て余しているという島田は、江南に負けず劣らず好奇心の旺盛な男で、中村青司名義のその手紙に強い関心を示した。彼はまた熱烈な推理小説の愛好家でもあり、江南が一時期、大学の「推理小説研究会」なるサークルに所属していたと聞いて、それだけでもう江南を気に入ってしまったふうだった。

このあとの数日間を、江南は島田とともに〝死者からの手紙〟の謎を、さらには半年前の青司の死そのものの謎を追うことで費やした。詳しい経緯はここでは措くとするが、結果として二人は、奇しくも同じころ角島の十角館を訪れていた江南の友人たちを見舞った殺人事件に行き当たる羽目になる。つまりはこれが、「三年前のあの事件」だったというわけである。

江南孝明和岛田洁的初见,是在一九八六年的春天。三月二十六日,就连那一天的具体日期,江南都清晰地记得。当时,江南二十一岁,是九州大分县O市的K某大学工学部三年级学生。

一切开始于那天江南收到的一封信。

寄件人的署名是中村青司。

中村青司是一位在圈内颇有名气的建筑师,他在大分的角岛上建造了被称为“青公馆”和“十角馆”的奇特建筑,并过着半隐居的生活。然而,他本人已在半年前——也就是一九八五年的九月——非正常死亡。为了探明这封“死者来信”的谜团,江南前往了青司的弟弟中村红次郎的家,并在那里偶然遇到了前来拜访的岛田。

岛田是寺庙主持家的三儿子,平时闲得发慌,有着不输江南的旺盛好奇心。他对那封以中村青司名义寄出的信表现出了强烈的兴趣。同时,他也是个狂热的推理小说爱好者,仅仅是听说江南曾一度加入大学的“推理小说研究会”社团,他似乎就对江南产生了好感。

接下来的几天里,江南与岛田一起,花费了大量时间追查“死者来信”之谜,甚至是半年前青司死亡事件本身的谜团。详细过程在此略过不表,但最终,两人意外地发现,几乎在同一时间,江南的朋友们拜访了角岛的十角馆,并遭遇了一桩杀人事件。这也就是所谓的“三年前的那起事件”。

「三月二十六日、という日付まで、江南はしっかりと記憶している」(三月二十六日,就连那一天的具体日期,江南都清晰地记得。)——这到底是幸还是不幸的开端,我看小南自己也很难说清楚……

小南的视角还觉得鹿谷老师应该只是因为推理小说同好,实际上我们在十角馆里论过了完全不是那么回事……不如说鹿谷老师对小南本身的兴趣要大于对谜题的兴趣


島田との付き合いは、この事件のあともしばらくは続いた。それがだんだん疎遠になっていったのは、一つには江南のほうが、卒業論文や大学院入試の準備に追われてめっきり忙しくなってしまったためだった。最後に会ったのが、あの年の七月だっただろうか。

島田のほうはと云えば、その後も暇に任せてあちこちを飛びまわってはいろいろな事件に首を突っ込んでいたもようで、ときたま連絡を取ってきてはそういった自身の近況を伝えた。岡山県の山中にある「水車館」──これも中村青司が設計した建物だったらしいのだが──で起こった殺人事件に関わったという話を、電話でちらりと聞かされたのが確か、同じ年の十月だったか。口に出しこそしなかったものの内心、そんな血腥い話題はもうたくさんだ、と叫びたい気持ちになったのを憶えている。

卒業後、江南は工学部の大学院へ進んだ。そのころにはしかし、島田と連絡を取り合うこともほとんどなくなっていた。

大学院で二年間の修士課程を終えると、江南は稀譚社という東京の大手出版社に就職した。今年の四月の話である。そうして九州を離れてしばらくしてから、久しぶりに島田の家へ電話してみようと思い立ったわけだが、すると驚いたことに、彼は昨年から東京に住まいを移してしまったという。そこでやっと江南は、彼が鹿谷門実の筆名で推理作家として世に出ていた事実を知ったのだった。

在那次事件之后,江南和岛田的交往持续了一段时间。但后来,两人渐渐变得疏远了,其中一个原因是江南忙于毕业论文和研究生入学考试的准备,变得非常忙碌。他们最后一次见面,大概是在那年的七月。

而岛田这边似乎依旧闲得发慌。他四处奔波,卷入各种各样的事件,偶尔会联系江南,讲讲自己的近况。江南记得,大概在同年的十月,他曾在电话中听岛田提到过一起发生在冈山县山中“水车馆”——据说这也是中村青司设计的建筑——里的杀人事件。江南虽然没有把话说出口,但内心却忍不住想大声尖叫:“这种血腥的话题我已经听够了!”

毕业后,江南进入了工学部的研究生院。不过,那时他和岛田的联系几乎已完全断了。

在完成研究生院两年的硕士课程后,江南进入了东京的一家大型出版社——稀谭社。这是今年四月的事情。离开九州一段时间后,他忽然想给岛田家久违地打个电话,结果惊讶地发现,岛田去年开始已经搬到了东京居住。直到这时,江南才知道,岛田已经以笔名“鹿谷门实”出道,成了推理小说作家。

其实从这边来看,小南在无法面对十角馆事件渐渐与鹿谷老师疏远的时候,反而是鹿谷老师一直在积极和小南保持着联系……鹿谷老师确实是很重视和小南的关系吧……

我感觉十角馆后这一次的失联其实还是给鹿谷老师造成了一定的影响的,我有个个人推论就是小南在钟表馆后因为精神状态被调到文艺部门,做了鹿谷老师的责编,“做鹿谷门实的责编”这一条背后可能有鹿谷老师的主动推动(主要论据是黑猫馆里宇多山说早就听说过江南的事且他鹿谷老师一样也叫“小南”)如果这个推论成立的话,十角馆后这段断联的经历就应该是鹿谷老师不想再重蹈的覆辙吧……具体的到了黑猫馆那段再详细说吧


「それにしてもほんと、びっくりしちゃいましたよ。知らないうちに作家になってるんですから」

通されたリビングのソファに腰を下ろしながら江南が云うと、島田ははにかんだように目を細めて、

「僕のほうこそ驚いたねえ。工学部出身の君が出版社に、しかもよりによって稀譚社に就職したっていうんだから。まったく恐れ入ったよ」

「冷やかしのつもりで受けたら採用になっちゃったんです。どうして受かったのか、いまだに不思議なくらいで。──遅ればせながら『迷路館』、読ませていただきました。知っていたらもっと早くに読んだんですけど」

昨年九月に刊行された作家・鹿谷門実のデビュー作、それが『迷路館の殺人』である。この本の版元が他ならぬ稀譚社だと知ったときには、よくよく彼とは縁があるんだな──と、江南もまた恐れ入ったものだった。

「君のところにも一冊、送ったんだがね、宛先不明で返ってきたんだよ。下宿、いつのまに替わってたの」

「大学院へ進んだ直後に。あのアパート、取り壊しになっちゃったんです。郵便局に転送願いを出すの忘れてたから、届かなかったんですね。連絡しなきゃいけなかったんですけれど、そのうちにと思っているあいだに時間が経ってしまって。──すみません」

「いいさいいさ。僕のほうも、何だかんだでずいぶんばたばたしていたから」

「でも」

「こうして今日、訪ねてきてくれたんだからね。何も文句はない」

そう云って、みずから「うんうん」と頷いてみせる島田の顔を見ながら──。

この人は察してくれていたんだな、と江南は了解するのだった。

三年前のあの事件の記憶を消し去りたいと願った、自分の心中を。だからこそあのあと、がむしゃらになって卒論や院試の勉強に没頭しようとしていたのだ、ということを。島田との接触に対して、消極的にではあるが〝恐れ〟を抱かざるをえないでいた、その気持ちも。

ありがとう──とは、けれども何だか照れ臭くて云えなかった。

“不过说真的,我真是吓了一跳呢。没想到你不知不觉间已经成了作家了。”

江南坐在客厅的沙发上说道。岛田眯起眼睛,有些腼腆地笑了笑:

“我才是吃了一惊呢。工学部出身的你居然进了出版社,而且还是稀谭社。真叫人钦佩呀。”

“我本来是抱着试试看的心态去应聘的,没想到被录用了。到现在我都不知道为什么会被选中,实在是不可思议——虽然有点晚,但我已经拜读了《迷宫馆事件》。如果早点知道这本书的话,我一定会更早拜读的。”

去年九月,作家鹿谷门实的出道作《迷宫馆事件》正式出版。当江南得知这本书的出版社正是稀谭社时,也不禁感叹自己和他真是太过有缘。

“我也给你寄了一本,不过因为地址不明被退回来了。你什么时候换的住处?”

“刚进研究生院的时候。那栋公寓楼拆了。我忘了去邮局办理转寄手续,所以就没有收到。本来应该联系您的,但一拖再拖,结果时间就这么过去了——对不起。”

“好啦好啦。我这边也一样乱七八糟的,忙得不可开交呢。”

“可是——”

“你今天都来拜访我了嘛。我没有任何要抱怨的话了。”

岛田一边说着,一边“嗯嗯”地自顾自点了点头。江南望着他的面容——

这个人早已洞悉一切了啊——江南明白了。

他想要从内心深处抹去三年前那起事件的记忆。正因如此,之后他才拼命埋头于毕业论文与研究生入学考试。虽然消极,但他对与岛田接触也的确抱有一种“恐惧”——所有这些,岛田都已察觉。

“谢谢。”——这句话,不知为何,江南却因为害羞,没能说出口。

呜呜呜呜呜呜呜鹿谷老师……伟大………

就为这段称010一声麦麸大师我认为也不为过啊不为过!!

小南在十角馆事件后的心态本来就是非常纠结非常动摇的……一方面不想再和事件相关的人和事扯上关系,一方面鹿谷老师在十角馆事件中又并没有做错什么,小南自己清楚疏远鹿谷老师,恐惧和鹿谷老师接触其实是说不过去的,是伤害了两个人之间的信任和感情的行为,他对此也有内疚和自责,但又必须不得不逃避以自我保护

他到这里来,也是带着“对不起”来的,尤其是在知道鹿谷老师给自己寄了样书却因为自己的逃避没能收到的时候,这种自责更是到了一个峰值

但鹿谷老师的回答是“好啦,反正我也忙得乱七八糟的”(我们扯平了,我不介意,不要因此有什么压力),在小南坚持要强调自己的过错(“可是——”)的时候,鹿谷老师打断小南给出的回答是:

「こうして今日、訪ねてきてくれたんだからね。何も文句はない」(“你今天都来拜访我了嘛。我没有任何要抱怨的话了。”)

——也许小南自己认定做了很多不好的事有很多的自责,可是你今天来找我了,我就再没有一句要抱怨的了。

——我知道小南想逃避的原因,并没有因此责怪小南,小南愿意走出来,重新让我有机会走近你,就是再好不过的事。

很温柔很轻巧地就接住了小南……天啊不管看几次都觉得这句“何も文句はない”真是伟大……

爱就是被看见,被接纳,被允许。小南在意识到鹿谷老师看见了他的纠结他的逃避他的愧疚他的不成熟,但还是纵容了他的时刻,很难不对鹿谷老师产生本能的依赖吧……

这句因为害羞没有说出口的“谢谢”,除了感激,除了歉疚,除了动容,恐怕的确还有终于在鹿谷门实这里得到了喘息的解脱吧……


「それはそうと、島田さん」

汚れた灰皿をテーブルの上に見つけて、江南は煙草に火を点けた。

「お寺のほうは放っておいて大丈夫なんですか」

キッチンとのあいだを仕切ったカウンターでコーヒーメイカーのセットをしていた島田は、動きを止めてひょいと肩をすくめた。

「相変わらず親父はぴんぴんしててねえ。まだ当分のあいだ、息子に住職の座はまわってきそうにない」

「東京に出てきたのは、やっぱり仕事の都合で?」

「まあ、こっちにいたほうが何かと便利なのは確かなんだけれども、必ずしもそれが第一目的ってわけでもないんだな」

「──はあ」

「何と云うかね、世紀末のこの街の様子をしばらくそばで見ていたいような気分になったのさ。田舎で健康的な生活を送るのにも、そろそろ飽きてきていたし」

「ふうん」

変わった人だな、とやはり思う。

確かもう四十歳になるはずだが、年相応に常識家ぶったところがまるでない。結婚を考えたことなんかはないんだろうか、と疑問に思ったが、訊くのはやめにした。

煙草の灰を灰皿に落としながら、江南は室内を見まわした。

フローリングの広いリビングである。もっと散らかった様子を想像していたのだけれど、男の一人暮らしとは思えないほどきれいに片づいている。

「いい部屋ですね。ここだと家賃も相当、高いんでしょう?」

「きっとそうなんだろうね」

「『だろうね』ってそれ、どういう意味ですか」

「このマンションのオーナー、古い知り合いでね。駆け出し作家の乏しい懐具合に同情して、格安で貸してくれているのさ」

「へえぇ」

「大学時代にこっちで下宿していたアパートの大家の息子なんだ、彼。同い年で、彼もそこに住んでいたから仲良くなって。〈緑荘〉っていうアパートだったんだが」

「ははあ。それでここの名前……」

〈グリーンハイツ〉すなわち〈緑荘〉である。

「うん。彼が跡を継いで、このマンションに建て替えたってわけさ」

“话说回来,岛田先生。”

江南在桌上发现了一个脏烟灰缸,点燃了香烟。

“寺庙那边,放着不管没关系吗?”

在厨房隔断的柜台边,正在设置咖啡机的岛田停下了动作,轻轻耸了耸肩。

“我父亲还是老样子呢,精神得很。看来短时间内,住持的位置还轮不到我这个儿子。”

“你来东京,果然还是因为工作的关系吗?”

“嘛,这边确实比较方便,不过,这也不一定就是主要目的吧。”

“——喔。”

“该怎么说呢,我就是突然想近距离地姑且看看,世纪末的这座城市会是什么样子嘛。在乡下过健康生活,也差不多过得有点腻了。”

“这样。”

真是个奇怪的人啊,江南果然还是这么觉得。

他确实是有四十岁了吧,但却完全没有这个年纪应有的常识。他是不是从来没考虑过结婚呢?江南心中疑惑着,但没问出口。

江南一边把烟灰弹进烟灰缸,一边环视着房间。

这是一间铺着木地板的宽敞客厅。他原本想象这里会更乱一些,但收拾得完全不像是一个独居男人的房间,异常干净整洁。

“相当好的房间呢。这里的房租应该非常贵吧?”

“应该是吧。”

“‘应该是吧’是什么意思呢?”

“这栋公寓的房东是我的老朋友了。他同情我这个刚起步的作家囊中羞涩,所以就以很便宜的价格租给我啦。”

“诶——”

“他是我大学时在这边租住的公寓的房东的儿子。我们同年,他也住在那里,所以关系很好。那栋公寓就叫‘绿庄’。”

“原来如此。所以这里的名字……”

“格林海茨”,也即“绿庄”。

“嗯。他继承了家业,把这栋公寓重建了。”

鹿谷老师这个戏谑的“(突然地、心血来潮地)想姑且在世纪末的当下,近距离地看看这座城市”(世紀末のこの街の様子をしばらくそばで見ていたいような気分になった)就非常抽离……一种很神性的俯瞰世纪末动荡的人潮的感觉……

也是不经意间在小南面前展露一下自己不祥的本性吧,笑,虽然小南不会很明确地意识到鹿谷这话背后有点冷酷的弦外音

天啊我回来看这里的时候才意识到,就从黑猫馆和双子馆都可以看出来其实鹿谷老师日子过得是比较不修边幅的不太收拾屋子,这里居然为了迎接小南来认认真真打扫了个干净……太努力了鹿谷门实!

唉此时还是他是不是从没考虑过结婚呢后面就变成我没感觉到人身危险啊(对不起我又开始缺德笑)了,江南孝明同学你真的感觉不到人家为啥不结婚嘛笑了……人家的兴趣都在你身上了

说来这个时候咖啡还是你给小南倒呢到了本书结尾大病初愈的小南就进你厨房给你弄咖啡了(大摇头)小南,沦陷太快了……


テーブルの隅に面白いものが置いてあることに、そのとき気づいた。黒い紙で作られた複雑な形の〝折り紙〟である。

「例の〝悪魔〟ですね」

 指さして、江南は云った。

「『迷路館』の中に出てきてましたっけ。今でも折り紙に凝ってるんですか」

「まあね」

 耳に口、手足から翼に尻尾までちゃんと揃っているその〝折り紙作品〟を摘み上げると、島田は開いた掌の上に載せた。

「あの本を出したあと、意外な反響があったんだ。〝悪魔〟のオリジナルを考案した折り紙研究家の某氏から手紙を貰ってね、僕もその人の本を読んで折り方を憶えたわけなんだけど、新案の〝改良型・悪魔〟を彼が教えてくれたのさ。見てごらんよ、これ。旧型は手の指が五本しかなかったんだが」

 差し出された〝悪魔〟を受け取り、目を凝らしてみる。なるほど、原案では五本だったという指が、これは七本に分れている。

「〝七本指の悪魔〟ですか」

「うん。アーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』は読んでるよね。あの小説に出てくる『オーバーロード』を意識して、ということらしい」

「凄いですね。これが一枚の紙で、どこにも切り込みを入れずに作ってあると」

「そうだよ」

「奥が深い世界なんですねえ、折り紙っていうのも」

 江南はしばし、さまざまな角度からその不思議な造形物を眺めた。二週間ほど前に読んだ『迷路館の殺人』の内容が、そこで生々しく頭に蘇ってくる。島田に云ったものかどうか、ここに来るまでのあいだ迷いつづけていたある件がやおら首をもたげ、少しためらったのち、やはりこれは話してしまおうと決めた。

「ところで、島田さん──いや、鹿谷先生、と呼んだほうがいいですね。これでもいちおう稀譚社の編集者なので」

「どうでもいいけれども、『先生』付けは勘弁しておくれよ」

「じゃあ、鹿谷さん」

 と云って、江南はちょっと居住まいを正し、

「実はですね、本当に何て云うか、因縁のある話なんですけど」

「因縁? 何かな」

「ええと、つまり──」

 言葉を切り、壁に掛かった八角時計のほうをちらと見上げた。先ほどと変わらず、四時前を示したまま針が止まっている。テーブルに置いた煙草の箱に手を伸ばしながら、江南は云った。

「鎌倉に『時計屋敷』っていう建物があるのを知ってますか」

「時計屋敷?」

 島田潔──もとい、鹿谷門実の反応は顕著であった。濃い眉をきゅっと吊り上げ、目つきを鋭くして江南の顔を見直す。

「まさか、江南君」

「そのまさかなんです」

ほとんど開き直りの気分で、江南は相手の視線を受けた。

「『時計館』とも呼ばれてるっていいます。お察しのとおりそれ、あの中村青司が設計した建物の一つらしいんですよ」

这时,江南注意到桌子的一角放着一个有趣的东西。那是一只用黑纸折成的复杂形状的“折纸”。

“这就是那个‘恶魔’吧。”

江南指着它说道。

“是《迷宫馆》里出现过的那个?你现在还沉迷于折纸吗?”

“算是吧。”

岛田将那只“折纸作品”拿了起来,放在摊开的手掌上。这只折纸从耳朵、嘴巴、手脚到翅膀和尾巴都一应俱全。

“那本书出版后,意外地反响不错。我收到了设计‘恶魔’原型的某位折纸研究家的来信呢。虽然我也读了他的书,学会了折法,不过这个新设计的‘改良型·恶魔’,还是他教给我的啦。你来看,这个。旧版本只有五根手指。”

江南接过他递来的“恶魔”,仔细端详。果然,原本是五根手指的地方,现在分成了七根。

“这是‘七指恶魔’吗?”

“嗯。你读过阿瑟·C·克拉克的《童年的终结》对吧?据说这是有意模仿那部小说中的‘超主’。”

“好厉害啊。这竟然是用一张纸,没有任何剪裁做出来的。”

“是呢。”

“折纸的世界,真是深奥啊。”

江南从各个角度端详着这个奇妙的造型。大约两周前读过的《迷宫馆事件》的内容,此刻鲜活地浮现在脑海中。他犹豫了一下,最终还是决定把一直困扰他的事情说出来。

“对了,岛田先生——不,还是叫您鹿谷老师吧。毕竟我好歹也是稀谭社的编辑了。”

“虽然你怎么叫都好啦,但叫我‘老师’可就饶了我吧。”

“那,鹿谷先生。”

江南稍微端正了坐姿,

“其实呢,这件事真的应该说……有些因缘。”

“因缘?是什么呢?”

“呃,就是说——”

他顿了顿,瞥了一眼墙上挂着的八角钟。指针依然停在四点前,纹丝不动。江南伸手去拿桌上的烟盒,说道:

“你知道镰仓有一座叫‘钟表大宅’的建筑吗?”

“钟表大宅?”

岛田洁——不,鹿谷门实的反应非常明显。他浓密的眉毛猛地挑起,眼神锐利地重新审视江南的脸。

“难道说,小南你——”

“正是如此。”

江南几乎带着一种豁出去的心情,迎上对方的视线。

“那座建筑也被称为‘钟表馆’。正如您所猜到的,它似乎是中村青司设计的建筑之一呢。”

唉,称呼这个事情就是日语看就很萌但是翻成中文后会因为敬语的距离感微妙地不一样导致会有一些歧义……さん付け其实就用得比较宽泛叫同学叫同事叫一般认识的人都可以,学校里x同学,职场里x哥x姐这样的感觉,本来其实如果鹿谷老师没意见(喂)的话翻成鹿谷老师是最接近原意的那个距离感的,因为中文里xx老师叫起来还是有尊敬也有亲切反正用起来不疏远……而且小南叫鹿谷老师很萌诶!!中文如果翻成“x先生”反而纯纯陌生人之间才会用……距离很远的

『先生』付け在日语里就是毕恭毕敬的感觉,某个职业领域里比较有地位的那种人的感觉,但是这个词直译过来就是老师……就把翻译堵死了(……)如果鹿谷老师是网文作者我将把这个“先生”(日语)翻译成大神(……)很可惜不是

这段直接按习惯翻的话就会感觉好像小南被鹿谷老师说不要叫老师以后叫了个更疏远的,其实不是,其实是鹿谷老师说你不要叫老师啊听起来毕恭毕敬的我们关系没有这么生疏吧,小南改口说那叫鹿谷桑,是往近了叫的(但还是有尊敬的意思在,毕竟小南真的对鹿谷老师有很多尊敬嘛)就好愁……

反正如果是写同人的话我将坚持就翻译成鹿谷老师大家知道这个老师不是せんせい是さん就行了(硬)

另外一个很好笑但很可爱的点,小南叫鹿谷老师“老师”的时候是汉字“先生”,但是岛田家大哥以及之前的责编宇多山叫鹿谷是“鹿谷センセイ”写成假名,就有调侃和没那么严肃的感觉了,我将翻译为“大老师”(喂)小南这种写成汉字就没有调侃的意思真的非常认真觉得鹿谷老师是他尊敬的人……哎呀,就心软软,可以理解鹿谷老师坚决不让人叫老师ww听小南那么认真叫这种敬称怎么受得了嘛,比其他人叫当然是更受不了啦

这里注意到一个让我想很久的细节,鹿谷老师这里究竟是怎么肯定小南肯定看过克拉克究竟是因为克拉克确实算必读篇目,还是因为他还记得十角馆的时候看过小南的书架,从“読んでるよね”这个语气来看我倾向于后者,是确定在小南的书架上看到过这本书(也就是确信小南真的读过)才有的语气(你可以说我是主观推测但我确实觉得是!!)

如果是这样的话,天啊三年了你还记得他都看过什么书……也是,也是,嗯……很细心的一位鹿谷老师……


(姑且还在整理!等我有空,放个TBC)

#馆系列(5)#岛江(10)

文章作者:古川政良

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